支援開始前の当社は家族経営に近い状態でした。
嘉鳥の運営が軌道に乗るにつれ、多店舗展開に向けた資金調達、出店の候補地選定、店舗の運営管理やスタッフの採用・育成など、対応すべき課題が山積みの状態になり、多様な業務に対応できる組織づくりの必要性を痛感しておりました。

スタートアッププランニングからの支援を頂いてからは、急速に個人経営から企業への変貌を遂げております。具体的には、資本増強による信用の向上・資金調達の円滑化・出店交渉の優位性向上などの対外的な変化と、中核を担う人材の採用・中期経営計画の策定・データに基づく経営指標の分析の導入などの内部的な変革が進んでいます。

中でも「2023年の上場」という壮大な目標を掲げ、将来のビジョンを共有することにより、スタッフの意識が大きく変化しました。これは社内会議での発言や担当部門の変革に如実に表れています。また組織としての機能するための社内制度も整備を進めており、社員・スタッフが働きやすい環境も整いつつあります。
こうした一つ一つの変化が、支援前の当社にとっては途方も無い夢だった「将来の上場」という目標を、現実な目標として再認識し、確実に課題をクリアしていく原動力になっています。

現在は既存店の新規出店と共に、更なる成長のエンジンを作るべく新規業態の開発に全社をあげて取り組んでおります。変革を遂げた当社の今後にご期待下さい。